お盆休みのお知らせ

8月12日(木)より8月16日(月)まで、お盆休み(定休日含む)休業させていただきます。皆様お身体に気を付けてお過ごしくださいませ。

2021年度とちぎコープNPO法人助成金について

昨年度、1月に申し込み書類を提出し、3月にプレゼンテーションをさせていただいたところ、最終審査を通り、助成を受けられることとなりました。助成金額は10万円です。一般企業様からこれ程助成をいただけるのは初めてです。自信にもなります。さらに気を引き締めて、さらに良いサービスを提供できるよう精進していきたいと思います。とちぎコープ様本当にありがとうございました。有効に使わせていただきます。

2021年 1月 臨時休業のお知らせ

新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため、休所させていただきます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

休所期間:1月17日(日)から2月7日(日)まで

*感染拡大の状況に応じて変更する場合があります。

 

2021年1月16日(土) オアシス支援施設 NPO法人 もみの木 代表 高橋のり子

年末年始休業のお知らせ

12月28日より1月5日まで休業させていただきます。皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

2020年 8月18日 営業再開のお知らせ

もみの木では、感染防止対策をしっかりと講じたうえで、予定通り8月18日から営業を再開させていただきました。今後は(皆様の要望もあり)できる限り休業しない方向で事業を継続していく所存です。皆様ひとりひとりのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

2020年 7月29日 緊急休業のお知らせ

もみの木では、感染防止対策をしっかりと講じたうえで、5月12日より営業を再開させていただいておりました。しかし7月28日(火)現在、日光市は11名の感染者が出ており、また鬼怒川という非常に近い場所でのクラスター発生の発表もありました。もみの木では現状を重く受け止め、万が一に備え、断腸の思いで休所を決定いたしました。関係皆様には多大なご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

休所期間:7月29日(水)から8月17日(月)まで

*感染拡大の状況に応じて変更する場合があります。

 

2020年 5月営業再開のお知らせ

もみの木では、感染防止対策をしっかりと講じたうえで、5月11日より営業を再開させていただきます。11日は定休日となりますので、実質営業再開は5月12日~となります。営業を再開するにあたり、もみの木に来てくださるすべての方ひとりひとりに、益々の感染防止対策をお願いすることになります。何卒、よろしくお願いいたします。

2020年 休所延長のお知らせ

現在、新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため、休所させていただいておりますが、休所期間が延長となりましたのでお知らせいたします。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

休所期間:4月12日(日)から5月10日(日)まで

*感染拡大の状況に応じて変更する場合があります。

 

2020年 4月休所のお知らせ

新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため、休所させていただきます。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

休所期間:4月12日(日)から4月24日(金)まで

*感染拡大の状況に応じて変更する場合があります。

 

2020年4月11日(土) オアシス支援施設 NPO法人 もみの木 代表 高橋のり子

2020年 G.W休業のお知らせ

もみの木では、4月29日(水)より5月7日(木)まで休業させていただきます。9日間の長い休みになりますが、皆様お体に気を付けてお過ごしください。

2018 あけましておめでとうございます!

新年おめでとうございます。昨年はいろいろなことがありました。もみの木は、本当にたくさんの人たちに支えられているのだな、と改めて強く感じた一年でした。心より御礼申し上げます。今年もより多くの人たちが毎日笑顔で過ごせるよう、笑いと元気を発信していきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ご心配していただいているブログの更新、今年は写真多めにちょこちょこ出来たら良いな、と思っています‼ こちらもよろしくお願いします。

みなさまに、健康で、幸多き一年でありますように。

 

ユマニチュード

もみの木は1日~5日まで連休、輝いている様な新緑に覆われたあたりの景色を眺め、自然の豊かな恵まれた環境に暮らしていることの素晴らしさに気付きました。3日、昼食後、テレビを見ていると2チャンネルで「フランス発・やさしさの介護技術ーユマニチュード」について取り上げていました。”やってやる”ことで持っている能力を奪ってしまうような介護ではなく、見つめて寄り添う・尊厳を重視する・否定的な感情を引き出すような対応をしない・等 認知症の人を対象にした介護術でした。このことについて福岡市では研修会を行い、介護の現場で実践、その効果例等も紹介されていました。認知症の人への介護術という事ですが、このことって、人と人が係る世の中で、どんな人にも、誰にも、大事な事ともみの木の活動の日々と関連付けながら見ていました。(日ごろゆくりテレビを見るような事がありません。これからは、番組表なども気に掛けながら、情報、知識を得る手段として上手にテレビも活用したいと思いました)

地域包括ケアシステム           

「地域包括ケアシステムの構築は未曾有の少子高齢社会を乗り越えるために成し遂げなければならない、かつ「地方分権の試金石」と称された介護保険の創設に匹敵する以上に困難な一大改革である」 ー田中謙一氏(フェースブックより抜粋)ー地域包括ケアシステムの構築に向けては「自立支援」という基本理念を共有したうえで、皆が対話を積み重ねながら、それぞれの立場で自ら取り組むべきことに全員参加で取り組むとともに、その見える化を図ることが重要…としています。少子高齢社会は今までのように介護保険、障害者支援、子育て支援、市街地活性、社会保障費問題等縦割りの取り組みでの解決は困難です。支え合う人が、団体が、組織が、地域が増えれば増えるほど寄せ合う力は大きくなると思うのです。人のためになることは、何時か、必ず、自分のためになると気付いたら、何からできるか、できるものから行動に移しましょう!

 

仲間になって下さい!

もみの木は開所をして16年半になります。

利用者の方々の高齢化はさることながら、スタッフ達も高齢化しています。長年の活動の中で「キラキラ・イキイキ」日々を暮らす利用者の皆さんをサンプルにしながら、自分らしい納得のいく生き方、地域の元気を支援する仲間づくりが大事と気付かせてもらいました。これからは60~80歳代の仲間作り、目的作り、地域づくり、いい人作りにさらに力を注いでいかねばと感じています。みんなが力を寄せ合えば大きな夢もきっと叶うと思います。待っています。

2017年 

   新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

元気な高齢者の支援一筋に、開所してから16年余になります。増える利用者の(オアシス支援事業では1日5人の利用が目安になっていますが、もみの木では約3倍の15人ほどが利用しています)安全安心な見守りをするためにスタッフ配置体制に不安を感じたり(人件費として市から頂く補助金は全オアシス事業所ほぼ同額なためスタッフ増員が出来ないのです)、年を重ねることで介護支援が必要になる仲間達が増え、介護保険事業に参入することも考えたりと、活動継続の悩みは膨らむばかりの現状です。が、元気高齢者支援の重要性を強く感じ、もみの木の積み上げて来たものこそ、これからの地域社会を支えていく大きな力になると確信出来る様になりました。昨年は他施設への慰問活動、生涯学習フェスタのオープニングアトラクション出演、福祉まつり、敬老会、クリスマス、イオン今市店等の各種イベントへのゲスト出演、特別支援学校との交流等当てにされる、役に立つ存在になっている事、またご支援くださる多くの関係者の方々とのネットワークは大きく力強く広がりました。「元気高齢者支援」という明確なターゲットのもと、真剣に着実に活動を重ねて来たからこそ手に出来た成果と嬉しく思っています。今年こそは、長年培ってきたそれらの事が活かされるよう、勇気をもって行動していかねばと思っています。昨年同様、「元気、やる気、本気、勇気、根気、人気」を大事に前進あるのみ! ご指導、ご支援どうぞよろしくお願いします。

元気高齢者が広げる地域ネットワーク

今年も残すところわずかになりました。本日(24日)は鬼怒川温泉『しばい処花菊』さんにて、午前中は人情時代劇と舞踊・太鼓ショーを楽しませてもらい、午後は舞台をお借りしてデュエット曲とセリフのある歌謡曲に限定したカラオケを楽しむ会を行いました。舞台を拝借させてもらい、華やかな照明、スポットライトを浴びて満面の笑顔で楽しそうに歌うもみの木の仲間達、「なんて言ったらいいかわからない」と涙を光らせ感動する高齢の仲間達の姿を目の当たりにしました。地元の歌手ツァイ・リンさんのデュエット協力出演、歌う曲に合わせ劇団の皆さんが踊って下さるなど、想像もできなかった夢のような贅沢な時間を過ごしました。

また昨日は、利用者の息子さんから誕生祝いのお花のアレンジメントが(宅配便で)届き、思いがけないお心遣いに感激しました。16年余継続をしてきた活動に賛同してくださる多くの方々と、思いを共有できるネットワークが構築できていることを実感しました。惜しみない協力が寄せてもらえるようになったことに感謝するとともに、元気な高齢者が核になり、豊かな、活気ある地域社会づくりも、心を寄せ合うネットワークづくりも可能であることも確信しました。真剣に、真心を込めて、丁寧に…進めていかねば!

大きな力をいただきました。

11月30日(AM10:00~PM3:00)栃木県総合文化センターで行われたとちぎ協働推進大会(栃木県・とちぎボランティアNPOセンターぽぽら主催)に参加しました。studio-L代表 山崎亮さんのコミュニティデザイン~人口減少時代の地域づくりの基調講演は魅力的な実例をあげながらの内容で興味深く聞かせて貰いました。午後の3つのテーマ別分科会は「暮らし・安心・健康を創る協働」がテーマの第2分科会に入りました。地域に密着した住民ならではの視点、地域をが必要とする活動、協働の力強さが伝わって来実践をしている皆さんの一語一語に自信があふれていました。

そして12月1日(AM10:00~PM4:00)とちぎボランティアNPOセンターぽぽらで開催された「NPOのための戦略的事業プラン作成講座(実践編)~事業プランを作成してみよう~に参加しました。自身の事業の整理をしながら今後進むべき事業の方向性を明らかにしていくためというものです。(講師は(株)publico(代表取締役 長浜洋二氏

…長時間にわたる講義で最後には先生のお声が出なくなってしまわれました。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。参加者、特に同じテーブルに付いた方々とワークショップを通して「燃える思い」を語り合え繋がりを持てたこともよかったです。今まで実践活動をすることで実績、成果をあげることにのみ集中してきて、他組織との連携、情報交換など全くないままでしたが、昨日、今日の2日間、良い出会いがあり、活動展開のためのポイント、情報収集のノウハウなどなど参加したからこその大きな力をいただけました。今後も機会があれば色々な講座に積極的に参加したいと思います。

必要なのは支援ではなく育成

元気高齢者の支援活動という事で17年目になった。元気なもみの木の仲間達と日々送る中、いくつになっても、まだまだと進化を望むその姿に、必要なものは「支援よりも育成」なのでは、と感じている。長年の人生で育んできた多くの事をどのように活かし、成果に結びつけるかのきっかけづくりをすることをあえて「育成」としたい。イメージ的に

 * 支援が必要=弱者 

 * 育成が必要=レベルアップ の感がする。

増えていく高齢者の育成にみんなが真剣に取組めば、夢や、活気にあふれる幸せな地域づくりができるはずと確信している。支援事業に素敵な高齢者たちは巻きこめない、けれど育成事業には、元気高齢者の多くが関心を持つはずと、長年の実践の手ごたえから、確信している。

高齢者事情

日本の高齢者人口(総務省発表 9月15日現在)

65歳以上高齢者    3,461万人(前年比 73万人増)

総人口に占める割合は  27.3% (前年比 0.6ポイント)

内 女性高齢者     1,962万人(女性人口の 30.1%)

  男性高齢者     1,499万人(男性人口の 24.3%)

高齢化が進むスピードは主要7か国中最も早く1995年と2016年で比較すると12.7ポイント増となっており2倍以上のスピードだそうです。

またネットショッピングを利用し、旅行や習い事といった趣味を楽しむ活動的な高齢者の姿が浮かび上がったという事です。そんな中、現在「65歳以上」とされる高齢者の定義を見直すべきとの指摘も出ているようです。

厚労省が16年に実施した意識調査で「高齢者だと思う年齢」として、

70歳以上(41.1%) 65歳以上(20.2%) 75歳以上(16.0%)との回答があり高齢者の年齢を健康寿命に近い70歳を越えたあたりと考えている人が多いことが伺えたとしています。東京大学大学院秋下教授は「一般的な認識と65歳以上を高齢者とする現在の定義は合わなくなっていると指摘。 年金等の安全網を維持しつつ高齢者の変化に社会が対応すべきとのコメントしています。 ー (以上は、敬老の日、19日付け読売新聞4面、「年寄りと呼ばないで」の見出しで掲載されていました)

ダイヤモンドエイジ…でしょ!

9月19日は敬老の日、9月はシルバー月間などと称され高齢者向けの企画、催しが目立ちます。もみの木の日々の中で仲間達はことあるごとに「今が一番幸せ」と口にしています。長い人生を重ね、健康で、時間があり、仲間がいて、意欲が湧く目的があり、人を喜ばせる場面があり、キラキラ輝いて、まさにもみの木の仲間達はシルバーではなく、気合を入れて磨き上げたピカピカのダイヤモンドなのだと改めて思っています。勿論大きさも、輝きも、それぞれ皆違います。がだから、同じでないことが絶妙のバランスを保っていることも実感しています。もみの木の仲間達には、シルバーエイジよりもダイヤモンドエイジが相応しいと気が付いたらワクワクして来ました。

もみの木の高齢者パワー

もみの木の仲間達の出番が多くなってきたことは活動の成果が評価されるようになった事ととても嬉しく、関係各位に感謝です。高齢社会が超加速的に進んでいく中、90歳を越えてなお真剣に学び(学幸)、学んだことを地域社会のために活かそうと(楽行)する姿から「刺激」「感動」を感じとって貰えているものと思います。多数回にわたる「他施設交流慰問」などを通し、喜ばせて貰う側の高齢者にとってはもみの木の仲間達との交流は幸せな楽しいひと時かもしれないけれど、90を越えて幸せを分ける側で生きる自分がどれほど幸せな事か、もみの木の仲間達は皆知って居るのです。だから、「生きている限りもっともっと」と頑張れるのだと気づかされています。ますます増えていく元気な高齢者の一人でも多くの方がもみの木の仲間達の気づきに賛同してくれ、楽しく行動を起こしてくれたら、どんなに素敵な世の中になるだろうと、チョッピリ焦りを感じながら思っています。

創立して満16年!

平成12年9月1日に創立をしてから、満16年が経ちました。元気高齢者の支援活動一筋に実践した日々の中で、もみの木の活動の目指すものが日々明確になっています。

学ぶことで夢が持て、夢があることが心の豊かさを産み、豊かな心は人を喜ばせることで幸福感を得る…人生には、そんなサイクルがあることに気付きました。

 

9月3日には「創立記念と長寿を祝う会」を開催しますが、創立1周年から恒例になっている仮装大会を行います。「自分じゃない自分になって楽しもう」と始まった仮装ですが今年はアフリカンに扮しジャンべ(アフリカの太鼓)をたたいてリズムを取り、アフリカンダンスを踊ります。90歳を越えた4人も真剣に練習し、派手派手の衣装を着け、バッチリと化粧し笑顔で参加をします。「こんなことやるなんて夢のようだと喜び「皆がいっぱい笑ってくれるといいね」とワクワクしています。

 同じようなものはやらないとしているので、毎年”テーマ”を決めることには苦労もありました。悩んだりもしました。が仮装大会の進化は顕著で胸が熱くなります。

 

また今回は活動の指針となるよう「もみの木憲章」を制定しました。

もみの木憲章

  1. 心身共に健康で、積極的に、人の役に立つ生き方をします。

  2. 小さな力でも、寄せ合えば大きなパワーになることを実践します。

  3. 学ぶことを大切にし、学んだことを生かす活動をします。

  4 時流に乗れる柔軟な心を持ちます。

  5 感謝、感動を素直に言葉にあらわします。

 

高齢者支援事業…?

認知症や要介護状態になった時のために支援事業のみが、高齢者支援事業と認識されている現状が凄く悲しいし勿体ないと思えてなりません。もみの木の仲間達と過ごす日常の中で「もし、もみの木がなかったら、この人達(私を含め)はどんな日々を送っているのだろう」としみじみ思います。介護認定のされない、とりあえず元気な高齢者の皆さん(高齢者の85%を越える方達)に対する支援こそが最も優先して行われるべきと、笑顔と活気に溢れる日常で痛感しています。もみの木には秋元さんのように97歳を越えても、みんなを感動させる講演が出来る人、88歳を越えても最新の演歌を指導してくれる菊地先生、92歳を越えても演歌、踊り、楽器の演奏などを意欲的に学ぶキノイさん、91歳を越えて書道、ハーモニカの上達を目指すエト子さん、等瞳を輝かせ生きることを楽しむ人ばかりです。もみの木があるから、自分らしさを生かして光を放てる場面があるから、元気で生きることを楽しめる、と確信しています。高齢化が進んでいく中、もみの木のような支援活動こそが高齢者支援事業の主流となっていかねばならないと願って止みません。

 

「高齢者の演技に感動」と出演依頼が多くなりました。

 

  8月21日(日)「芝居と頃花菊1周年記念公演」ゲスト出演

  9月11日(日)大室 さくら苑敬老会 ゲスト出演

  9月17日(土)今市図書館「進化し続ける高齢者パワー、もみの木ふれあい会」

  10月30日(日)イオン今市店「ハロウィン」仮装出演

  11月5日(土)日光市豐岡福祉まつり

 

など地域のイベントの出演依頼が来たり、1時間程のイベントを任せてもらえたりと、最近もみの木の仲間達の活躍場面が多くなりました。お声を掛けていただくごとに私たちは「喜んでもらえるよう、恥ずかしくないステージを務めたい」と新しい心構えで、練習に励み、進化を目指しています。高齢化が進んでいく中、90歳を越えた人たちまでが「感動」や「元気」を発信する側で生きる支援をしているもみの木の活動が評価していただけるようになった証拠と大変ありがたく思います。さらに多くの皆さまにお力を、お知恵をお借りしながら、磨けば光る高齢者パワーを発揮していけるよう環境づくりに、力を注いでいかねばと思っています。

元気な高齢者のための事業

鹿沼佐藤信市長の当選祝い(佐藤市長は鹿沼高校39会=昭和39年度卒業生の仲間です)に参加しました。集まった70歳になる皆さんは取りあえず元気で悠々自適な日々を楽しんで居られるようでした。が、もみの木の活動に大変関心を持ってくださっていました。(下野新聞に5月22日付で「輝けもみの木の仲間達」のイベントの記事が、6月7日付「けさの顔」に私が掲載されていたことも話題となりました)

*毎日目的を持って暮らすことの大事さ。

*価値観を共有できる仲間がいる事。(会話をして、笑顔で過ごす)

*人の役に立ちたい。

*ワクワクしながら日々を送れる拠点の必要性

*介護保険や家族をあてにするような生き方はしたくない

等、殆どの人たちの共通の望みでした。もみの木の仕組み、運営、活動内容等「見に行きたい」とも言ってくれました。”16年間元気な高齢者支援のみに、ただ一筋に取り組んできたもみの木だから”最強のノウハウを持っているのは当たり前!(外の事は何にも解らないけれど)人口構成比が一番多い団塊の世代が日々高齢化していく今だから、元気な高齢者をターゲットにした事業で地域の元気を生み出すパワーを育てていく事の重要性を痛感します。(鹿沼市民ではないけれど)佐藤市長に託す思いは膨らむばかりです。

笑顔があふれ、拍手に包まれて無事終了!

5月20日の「輝けもみの木の仲間達」のイベントに向けて全力で頑張ってきた甲斐があって300名もの皆さんにお集まりをいただき無事終了しました(内容は後日ブログにアップしますのでご覧ください)80歳後半~90歳代の利用者の皆さんの演技は来てくださった多くの方々に

「私も頑張ろうという、気力をいただいた。」

「感激で涙がこぼれた」

「こんなに素晴らしいステージをもみの木の仲間達だけで出来るなんてびっくりした」「これからの高齢社会はもみの木のような取り組みをする拠点が必要だ」

「自分たちも是非仲間に入れてほしい」

「このように感動したことは初めて」

「こんなに素晴らしいものだったらもっと皆を誘いたかった」

「次の機会には、私も何か習って舞台でやりたい」

「もみの木は凄いと思っていたけど、まさかこれまで凄いとか思わなかった」

「午後の関係者、ゲストの皆さんのステージを見て、もみの木のネットワークを広がりに驚いた」

等たくさんのお褒めの言葉をいただく事が出来ました。また利用者、スタッフ、ゲスト、ボランティアの皆さんは「もみの木に関わっている事、改めて誇りだと思う」とあふれる笑顔で言ってくれました。長年、真剣に取り組んできたことの成果が沢山の「拍手とお褒めの言葉」として評価されたことを嬉しく思うと同時に、皆が笑顔になれるもみの木の活動をさらに勢力的に推進する必要性を感じました。とにかく今回のイベントの各場面で、ご協力、ご指導、ご支援をいただいた皆さんのおかげと心から感謝申し上げます。ありがとうございました。お疲れ様でした。

輝け!もみの木の仲間達

5月20日まで残すところ明日1日になりました。

 

元気高齢者支援一筋に、今後益々進んでいく高齢社会に必要な本物の支援とは何か、活動とはと何か、真剣に取り組み、必至での15年余が経過しました。今回のイベント「輝け!もみの木の仲間達」は実践の中から築きあげて来た大事なものを見て貰おうと企画したものです。

1、小さな力を寄せ合う事で大きな力になる。

2、真剣に、熱意をもって継続することでネットワークが広がる。

3、学ぶことが生きる自信につながり、夢が膨らむ。

4、人のために生きることで幸せになる。

5、高齢者になる準備は、早いほどいい。

等等私たちが日々感じている事を少しでも、伝えられたらと願っています。演技、衣装、段取り等準備に不安はあるものの、もみの木の仲間達は「笑顔で、たのしみながらやればいいよね」とさすがです。お集りの皆様方に高齢者に対するイメージや、高齢者支援ということに対する従来のイメージを払拭していただけることを願い、当日まで出来る限り「もみの木なりの完璧」に近づくものになるよう頑張って望みたいと思います。

総合事業に望むこと!

もみの木は5月2日~5日まで連休です。

もみの木の仲間達は、きっと5月20日のイベントに向けて、4日間の休日を有効に練習に励んでいる事かと!目的があることの大事さをこんな時は特に感じます。

 

軽度介護者(要支援1・2 要介護1・2)が介護保険から切り離され、その受皿として総合事業がスタートするわけですが、もみの木の活動を通していえることは、今後ますます増えていく高齢者のための支援は

 *医療分野のもの(介護保険を使っての専門職、介護士、看護師、福祉士、ケアマネージャー等が関わっての支援)

 *学びと仲間づくり(元気高齢者がそれぞれの人生で長年培ってきたものを、お互いに寄せ合い、夢の膨らむ目的を持ち、それに向かって学び合い、進化しより質の高い生き方をする)

に等分に比重を置き取り組む事が必要と痛感してます。

介護保険法が変わることでいくら軽度介護者といえ今まで介護保険法で必要としていたサービスが受けていた人たちが、もみの木のような元気高齢者の支援事業所にまわってくることも必至です。安全、安心な支援をと考えればそれなりにスタッフ体制とか、日々の活動実施とかが制限され、無理が生じてくるのは目に見えています。総合事業は各市町村に委ねられるとされています。日光市の総合事業がスタートする際は最後の時まで夢のある、進化し続ける高齢者を増やす事業にも支援が必要とされる人達と同じ比重で、取り組んで欲しいと切望して止みません。

送迎車を購入しました。

有志の皆さんから寄せられた寄付で送迎車を購入しました。今までスタッフの自家用車で送迎に当たっていたのですが、適当な車が見つかり、今日納車されました。新車ではないのですが、(トヨタ・ボクシ―(8人乗り)です)これから「NPO法人もみの木」と看板のついた車で送迎出来る事でやっと一段落した思いです。ご寄付下さった方々に感謝をし、安全運転第一に大事に使用させていただきます。ありがとうございました。

 

年を重ねることが楽しみ!

5月20日に開催するイベント(詳細は*イベント情報*をご覧ください)「輝け、もみの木の仲間達」に向けて一段と活気付いてきています。特にウクレレ、踊り、大正琴等比較的若い層(とはいっても70歳前後の人たち)が気合の入った練習をしています。ステージに立つことが励みになり「やるからには、恥ずかしくない様に精一杯頑張る」と意気込んでいます。そんな中「もみの木に関わっていることで年をとることが楽しくなった。時間が出来たら参加したい取り組みがいっぱいある。80歳になった時、90歳になった時どんな自分になっているか、想像しただけでもワクワクする」とYさんが言うと皆「私もそう思う、毎日もみの木に来て何かしか習って、綺麗な衣装を付けてステージでスポットライトを浴びて発表会をやって居られたら最高だね」と…!  “一生意欲的に、積極的に、ワクワクしながら人生を楽しむこと”が自分のためだけでなく社会のためにもなることを、多くの方に気付いてもらうのも今後のもみの木の活動の大事な使命と思います。60歳を過ぎたら出来るだけ早くから、高齢者になるための準備をはじまった人が、勝組になることは明確! とにかくピカピカに輝け!素敵なもみの木の仲間達…です。

 自慢です!

30日はグループホームかわせみさんとの交流会でした。毎月行っているこの慰問交流はもみの木の仲間達もとても楽しみにしています。今回の演目に習い始まったばかりの中国語で歌う「幸せなら手をたたこう」を披露しました。「凄いですねもみの木の皆さんは次々と新しい取り組みをされていて!私たちも時間が出来たらもみの木に行って勉強したいです。」とスタッフの皆さんがしみじみと言ってく入れました。今日の慰問交流参加利用者8名の平均年齢は88歳です。”どんなことにも積極的に、意欲的に取り組み、感動につながる結果を出せる”もみの木の元気な、素敵な仲間達はもみの木の自慢です。そして、15年余の時間を掛けて築いてきた活動のパワーを誇らしく思い、このパワーこそ超高齢社会に必要なものと感じずにはいられません。

 総合事業の勉強会

日光市介護サービス事業者連絡協議会(もみの木は介護事業所ではないので会員ではないのですが)主催の総合事業の勉強会にお誘いをいただき参加しました。会員の皆さんは既に何回かの勉強会をされているようですが私は今回が初めてです。介護保険が今までとは、大きく変わり要支援1.2(2年後には要介護1.2まで)を市町村に委ねるとし、その代わりになる総合事業が立ち上がるという事で高齢者支援事業者が今後どのように取り組めばいいのか考えるための集まりでした。さわやか福祉財団インストラクターの小林さんのお話はとても分かりやすく勉強になりました。総合事業は介護保険を使わないで済む元気な高齢者になるための支援事業」と私は理解しました。いよいよ、もみの木が長年真剣に取り組んで形にしたものが、最重要なものと認識をされるときになったと益々やる気が湧きました。

 

          NHK クローズアップ現代で

「国はいま、地方創生のため、都会の元気な高齢者が移り住む“街”を、地方に整備する計画を進めている。「生涯活躍のまち」と名付けられたこの構想。地方の活性化に貢献するだけでなく、都会の医療介護サービス不足の対策にもなるとして、国は多額の交付金を使って後押しする方針だ。新潟県南魚沼市や北九州市など、全国263の自治体が推進する意向を示している。しかし、10年以上前から独自に高齢者の街を整備してきた自治体では、高齢化が急速に進行。医療費の負担増加や介護の人材不足などに悩まされている。高齢者が安心して暮らせる「生涯活躍のまち」は、本当に実現できるのか。国と自治体が進める高齢者移住のあり方を検証する。」報道していました。CCRCについても行政やデベロッパーが作ってくれるものに頼っているのはではなくそこに住む人たちが作ることが大事と出演者宮本 太郎 さん (中央大学教授)は話していました。この報道を見ながら今のもみの木の取り組み内容と比較していました。エリア型、タウン型等の特徴、問題点、アメリカのCCRCがなぜ成功しているか等、聞けば聞くほど、都会の人が移り住む街を作ることより、住んでいる場所が「生涯活躍のまち」になったら自然に人は集まってくるのではと思ってしまいました。「素敵な人は幾つになっても、キラキラ輝けるステージがある」ことをめざすもみの木ですがやっていることは間違っていないと確信しました。

「寄付金」のお願いは、私の一番苦手な事!だけれど

27年度栃木県マネジメント強化事業で「マネタイズ(金銭化)出来る人材育成マネジメント」の講座が日光市市民活動支援センターで開催されました。NPO法人になってからすでに2年8ヶ月になりますが、日々の活動におわれ、というか研修に参加をする余裕もないままガムシャラにみんなの笑顔を作る事に専念、全力を注いで過ごして月日が経ってしまいました。もみの木を立ち上げてからはすでに16年目に入り、確かな実績を積み、これからの高齢者社会に欠くことのできない大事な事業活動と感じているのに、肝心の運営(特に資金繰り)については問題点ばかりです。こんな状態では、しっかりと「仕事」として関わる後継者育成できるかと不安を抱えての今回の講座への参加でした。講師の茨城NPOセンターコモンズ代表理事、横田能洋さんから「持続するNPOになるために」と題したお話を伺う中で「寄付金」を胸を張ってお願いできる、多くの人たちに認めてもらえる活動をすること、その活動を明確に伝える、迅速、明確な情報開示等、もみの木が、やらなくてはならない大事なことが沢山見えてきました。特に「寄付金」のお願いは、私の一番苦手な事!だけれど活動を理解し応援をして下さる皆さんも、もみの木の仲間、物言えるサポーターとして、アドバイスや、見守り、監視等をしていただけたら、さらに時代の、地域の、多くの高齢者のニーズに合った本物活動になるはずと、確信し頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。

もみの木は「がっこう」です。

利用者さん達、その家族の皆さん達がもみの木を「がっこう」と思ってくれています。

毎日、行事予定が組まれ先生(ボランティア指導者)が来てくださり多くの事柄を学んで生きる力を育んでいることから、その様に思ってくれるのでしょう。

「がっこう」と呼ばれるならその文字は

  「学幸」学んで幸せになる

  「楽行」楽しく行動をする

 と当て、書くのがいいかなと思います。

何十年のも人生を歩んできた皆さんには、何十年もの経験を活かしながら、もっと、もっと豊かな人生になるための生き方を、一人、一人に自分らしく楽しみながら探せる場所が…「もみの木学校」なのだと思っています。

厚意の連鎖

27日(水)宅急便でお米(30キロ)届きました。送って下さったのはクニさん(利用者)の喜連川に住む姪っ子さんでした。クニさん曰く「姪っ子から雪かきに行くからと電話があったから正俊さん(もみの木のスタッフ)にかいてもらったから、大丈夫だよってい言ったら、そんなに良くしてもらって申し訳ないからお米を送るって言ってたからじゃないの」です。クニさんは一人暮らしで送迎所までが坂道で、階段はあっても不安定で足元が悪く、ご自身も足が悪く杖に頼っています。雪が降ると危なくて、降りられないからとお休みになります。降った雪が凍って溶けにくくなっていることを気にした正俊さんが雪かきをしてきたようです。クニさんを思う離れ住む姪っ子さんの優しい気遣いがもみの木にまでつながったことに感動です。真心でつながるもみの木の活動からは、今回ばかりでなく「厚意の連鎖」を強く感じ場面が多くなりました。みんな、いい人! 真心はつながっていくんだよ~!と確信しました。

 

生涯学習フェスタ オープニングアトラクション出演!

2月7日(日)(10:00~15:00)日光市市制10周年記念、平成27年度日光学まつり・生涯学習フェスタ が中央公民館で開催されます。「生涯学習で得た知識や技能を生かし、地域をよりよくする活動をしたり「日光」の良さを発信する個人、団体が集い生涯学習の素晴らしさ、おもしろさを伝える」 ことが目的のようです。いくつになっても学び続け、夢の膨らむ質の高い生き方をしよう、と元気高齢者支援をしてきた15年余の活動が認めてもらえての、今回のアトラクション出演がなったととても嬉しい限りです。当日与えられた時間は15分ですが、もみの木の仲間たちの日ごろの学びがどれほど「生きる力」につながっているか、またイキイキしたみんなの姿から学ぶことの大切さを伝えることができるか不安とワクワクが交差しています。出演の機会をいただいたことでさらにステップアップできる事に感謝し、生涯学習フェスタの開催目的に沿える発表ができるよう備えねばと気合を入れてます。

 

もみの木の発表演目の予定は

日光市の歌 (伴奏 ハーモニカは91歳エトコさん )

大きな古時計(ハンドベル演奏 演奏者平均年齢86歳)

踊り 2曲 (河内男節、日光サンサン音頭)  です。

 

明けましておめでとうございます。

   今年もどうぞよろしくお願いいたします。

穏やかに晴れわたった素晴らしい元日でした。が暖かく雪も降らないせいかお正月気分はイマイチ盛り上がりません。でも年頭はやはり気合が入っています。膨らむ夢を現実につなげるためにあれこれ思いめぐらしています。とにかく「元気、やる気、本気、勇気、根気」に今年はもう1つ「人気」をプラスして日々をくらしたいと決意です。そしてもみの木の仲間達とも一緒にこの6つの気を大事にいい年になるよう過ごしたいと願いました。

NHKスペシャルで「無届介護ハウス」が取り上げられていました。介護保険制度が(支え合って安心して暮らせる老後を)を目指しスタートしてから15年が経過し、加速的に増える高齢者に対して対応ができない現状を、現場を紹介していました。もみの木がNPO法人化したのも介護保険事業に参入したいという思いからでしたが、介護保険法が唱える「支援」と私たちが実践の中から感じている「支援」の仕方にあまりにもギャップがありすぎ妥協できませんでした。元気な高齢者と、軽度な要支援、要介護1,2程度の高齢者を交流させることがお互いを元気アップできる現実を見てきている私たちに、要支援、介護認定者は、元気な高齢者とは仕切った場所での支援でなければ介護保険は適用されないいうことなのです。運営資金的には苦しくても、もみの木の目指す本物の「高齢者支援」にこだわり、介護保険事業参入を断念をした経過があります。今夜の報道を見ながら、介護保険制度事態の見直し、介護保険を使う本人が安心でき、幸せになっているか、みんなが自分のこととして見つめなおしてみることの必要性を痛感しました。そして何よりも、元気な、意欲的に生きる高齢者を作る仕掛けをする事業を最優先して考えねばならない大切な時期が”今”であることに気付いてほしいと思わずにはいられません。

もみの木は皆がオーナーです!

最近、もみの木に関わっている人達は、皆、もみの木のことを本気で考えてくれている、もみの木が心から大好きな人達なのだと実感しています。それはまるでそれぞれが、自分がもみの木のオーナーであるかのようにもみの木を大事に思ってくれているのです。

今日(11月28日)も利用者のエト子さん(91歳)が「家にまわってきてくれる民生委員の方にもみの木のことを知ってもらおうと思って、手紙を書いてもみの木たよりを同封した。今度もみの木に来て現状を見て下さいとお願いした。これで出そうと思うけど大丈夫」とその手紙をみせてくれたのです。本来なら事業者である私がやるべきことを…です。”もみの木のために、もみの木の仲間たちのために” と誰もがみんな、できる事を率先して実行する姿を度々目の当たりにし、こんな環境の中で日々を過ごしていられる幸せに心から感謝です。素晴らしい仲間たちがとても誇らしく、これからもっともっともみの木が大好きになって貰えるよう、私も私の立場でできる事を積極的に探し、活動につなげていきたいと思います。

もみの木の活動の大事さ!

15年前にもみの木を開所して間もなく利用者になったキノイさん(91歳)を見ていてもみの木の活動の大事さを痛感します。笑わない、喋らない、うつ気味のキノイさんとの出会いから、今日に至るまでの変わりようは信じられないほどです。人を思いやり、意欲的で、よく笑い、喋り、自分の立場をわきまえ、的確な判断をして行動する、そんな姿を自分の老いの手本にと微笑ましく見ています。「もみの木に来てなかったら、もうとっくにこの世にはいなかった」と度々口にしたり「もみの木での人間関係があるから、耳が聞こえなくなっても安心してもみの木で甘えられて、楽しめる。」ともいいます。元気なうちに自分の居場所を見つけていたら、少々障害が出てきても、耳が、目が、手が、足が不自由になっても、居心地よく楽しく日々が送ることが可能なことに気付かせてもらいました。これこそが本物の介護予防であり、生きがい支援なのだと確信しました。最近「毎日来たいけど、私はペースメーカーが入っているから、あんまり電池を消費しちゃうと、もう入れ替えをするのは嫌だから、無理だと思う時は休むようにするから」と少し寂しいことを言ったりして、心配ですが、自己管理もしっかり出来ている証拠と思っています。もみの木の活動の確かさの生き証人として、キノイさんにはいつまでも元気でいてもらわねばなりません。

今日9月21日は敬老の日

麻生副総理が75歳で後期高齢者ということですが、「一口に高齢者といっても同じ年齢でも健康状態など様々な個人差がある。それを踏まえた高齢者事業を」とTVでコメントしていました。もみの木では開設当初から「素敵な人、能力のある人には最後の時まで輝く生き方を! いくつになっても夢を持ち、それに向かって学び進化し続ける生き方支援」を目指して活動して来ました。これは、2040年には65歳以上が36.1パーセントになるだろうと予想されている超高齢社会に必要不可欠な、基本理念と信じてやみません(現在の日本は65歳以上の高齢者が前年比89万人増で3384万人、国民の26.7%です)。もみの木の仲間たち(90歳超4人)の進化は目覚ましく、キラキラ輝く瞳、満面の笑顔、張りのある声、他人への思いやり、等あらゆる場面で眩しいほど輝いています。もみの木は規模的に小さく、社会的な位置づけをされた事業ではないけれど、元気高齢者の支援ノウハウは、最先端を行く日本一のものと(ちょっぴり恥ずかしいけど)自慢です。

創立記念と長寿を祝う会のご案内

 

日ごろより、もみの木の活動・運営につきましてはご理解とご協力、ご支援を賜り誠にありがとうございます。

おかげ様で、もみの木は平成十二年九月一日に開所してから、満十五年になりました。

急速にすすんでいく高齢社会への問題・不安が、連日のようにマスコミで取り上げられ、年金、健康保険、介護保険、認知症、老老介護、孤独死等どれをとっても、一つ一つが他人事で済まされないと皆が感じているのではと思います。

私達は十五年間、元気高齢者の支援活動を一筋に実践する日々のなかで多くの方々と出会い、多くのものを学び、数えきれない感動をし、関わるみんながお互いを思いやり、生きることを楽しめるようになりました。

生涯夢を持ち、夢に向かって学び、元気で、笑いがある高齢者づくりこそが今一番大事な「高齢者の支援」と痛感しています。元気高齢者に対する支援のあり方について、現状をご覧いただき、より深いご理解をお願いたしたく、是非とももみの木の仲間たちの笑顔に会いに来てください。

当日もみの木のメンバーは、創立当初より恒例になっている「仮装」で「もみの木平和会議」をテーマに仮装し、昨今の時事問題を考えて表現して見ることにしました。

また、もみの木のみんなに日々感動を与えてくださっている関係者の方によるアトラクションも予定しています。

公私共にご多忙のこととは存じますが、是非お出でくださいますよう、左記のとおりご案内申し上げスタッフ・利用者一同心よりお待ちしております。

 

  日 時  平成二十七年九月二十六日(土)午前十時半~

  場 所  もみの木 日光市大桑町一一六一­

電話 〇二八八­二一­九一一八

  日 程

      十時半  開 会 セレモニー

      十一時  仮装で楽しむ「もみの木平和会議」

      十二時  昼食(交流会)

           特別出演者による演芸

      十三時  バラエティキャッツコンサート 

      十四時  ツァイ・リン歌謡ショー  

      一五時  みんなで踊ろう(日光サンサン音頭他)

      一五時一五分  閉会

 

NPO法人 もみの木

                  理事長 高橋 のり子

                   他 スタッフ・利用者一同

 

  *昼食(交流会)にご参加いただける方は、準備の都合上九月十八日迄にご連絡下さい。

(昼食代、実費七百円のご負担をお願いします

なお、昼食なしでご参加の方はお茶代として三百円承ります。)


創立15周年です!

平成12年9月1日にもみの木を開所して満15年! その年月の中で、高齢者支援に対するノウハウも、知識も、資格もなく、試行錯誤をしながら、活動の手ごたえだけを頼りに多くのことを実践してきました。もみの木独自の発想や、活動は周囲の方々にいくら熱心に訴えても思いが届かず、悲しい思い、悔しい思いもたくさんありました。「自分が高齢になったときの居場所づくり」を念頭に置き、楽しいところに人は集まるのだから、自分たちが楽しみながら関わらなければという基本の理念にも気づきました。そして長期的に健全な社会を、と望むなら、元気な、意欲的な、高齢者を増やしていくことが一番大事なこととの確信が持てたのです。社会保障費削減に貢献するばかりでなく、若者たちに自分の未来のサンプルとして生きる姿を提示することで、夢を与えることにもなるのではとも考えています。9月26日には「創立記念と長寿を祝う会」を開催します(内容はナビゲーション*イベント情報*をご覧ください)。恒例になった仮装も「自分じゃない自分になろう」からスタートし「なりたい自分になろう」~「みんなに笑いを届けよう」~「テーマを持とう」~今年はさらに進化をし、それそれが思考を凝らしもみの木の仲間たちばかりでなく、参加者全員の笑いに加え、いい刺激を感じてもらえるものをと張り切っています。”真剣に取り組むことで進化する”ことも実感しています。もみの木の掴んだ「元気高齢者の支援の在り方」を超高齢社会に役立てる大事な時期、今まで以上にしっかりと活動を進めていかねばと肝に銘じています。

もみの木たより

開所以来、毎月25日に発行しているもみの木たよりですが(日光市内の小学校区内に一ヶ所の開設を目安にという条件でもみの木は大桑小学校区内がエリアで開所しました)自治会長さんにお願いし、地域内を回覧してもらっています。たよりに記載する毎日の行事、活動取組みなどを盛り沢山の内容は、指導をして下さる先生方、特技、趣味などの披露をして下さるボランティアの皆さんのおかげと心から感謝しています。先日、地域の方から「もみの木たよりがあるから、利用者の皆さんは元気で、若々しく居られる。毎日、明日は、明後日はと、もみの木たよりを基に予定を立てることが出来る。定休日に病院にいこう、この日は何でもかんでももみの木に行きたいから、やることだけは済ませなくては…等など。生きることの力になるのは、やることがあることなんだから、もみの木たよりがどれ程皆に元気に生きる力を与えていることか! これはほんとに凄い力を持ってると思う」とお褒めの言葉をいただきました。このような形で、毎月毎月発行してきたもみの木たよりを見てくださっている方が居るなんて、すごく嬉しいです。

超高齢社会を活力あるものにするために!

6月13日の読売新聞1面のトップに「高齢者5~10歳若返り」の見出しで日本老年学会が10~20年前と比較して知力、体力向上、病気の人減少などの分析結果を発表したことを取り上げています。「高齢者の健康状態は個人差が大きいが就労やボランティア活動などに参加できる社会を作ることが今後の超高齢社会を活力あるものにする為に大切」との声明を出しました。また、現在65歳以上とされている高齢者の定義を変更する必要があるかどうかも検討するとしています。開所以来15年間もみの木の目指してきた超高齢社会を活力あるものにするための試みがこうして学会で見直され始めて、やっと気づかれたと感じます。「地域の為になる高齢者、最後のときまで個々の能力に合った生きる自信につながる支援」として15年間積み上げてきたもの、掴んだ実績を関係機関に早く認知してもらい、一日も早く、広く地域社会に役立たせて欲しいと切望し、焦りを感じています。

 

 

5月31日の下野新聞に代表理事である高橋のり子の投稿が掲載されております。イベントは大盛況で無事に終了しました‼ 皆様ありがとうございました。

本日、5月2日の下野新聞に、代表理事である高橋のり子の投稿が掲載されております。先日、ブログでも紹介した、長島さん親子のエピソードです。ちょうど昨日、5月1日が長島さん91歳の誕生日でした。いい記念になったと思います。


本日、3月18日(水)の下野新聞の読者登壇に、代表理事である高橋のり子の投稿が掲載されております。以下全文掲載いたします。

元気な高齢者に学べる環境大切

◇日光市で元気な高齢者の支援施設を開所して15年になります。近頃、メディアもようやく「高齢者の生き方支援」を盛んに取り上げるようになった気がします。

◇介護が必要な高齢者の支援はもちろん大事なことですが、元気な高齢者の生き方支援は今後ますます重要な課題となるでしょう。「どんなに年を重ねても、おのおのの能力に応じた形で、皆が一緒に、意欲的に学べる環境こそ必要である」。これは15年間、支援活動を展開し、元気な高齢者の現実に向き合って出てきた、今の私なりの答えのようなものです。

◇高齢者の学習率が5%向上すると、医療費が6500億円少なくなる、という試算もあるそうです。そろそろ真剣に、皆で、超高齢社会の在り方を考えるべき時期なのではないかと思います。人ごとでなく、自分自身の問題として考えたいものです。   <了>

 

「元気だから学ぶ」のではなく、「学ぶから元気」

高齢者の生き方支援の視点がもみの木で15年前から目指す高齢者支援にやっと向けられてきたのかな、とメディアの取り上げる話題等を通し感じるようになりました。高齢者の学習率を5%アップすることで医療費が6,500億円少なくなると言う試算もあるそうです。介護が必要な高齢者の支援は勿論大事なことですが、どんなに歳を重ねても、それぞれの能力に応じた形で、生きている限り意欲的に学べる環境を整えることこそ、もっとも急がねばならない行政の取組みと切望しているのは、真剣に活動を展開してきて実態を、現実を知っているからなのです。もみの木を覗いたら、きっと誰もが「そうだ」って頷いてくれはず…笑顔とキラキラ輝く瞳に会いに来てください。

 

一人ひとりが輝けば!

「光陰矢の如し」 時の流れる速さを実感し焦りを感じています。

高齢社会は待ったなしに、刻々と進んでいます。

10年後、20年後、30年後にどんな自分で生きたいのか、真剣に考えてみませんか!

もみの木に関わり15年になりますが、変わらず膨らむ夢を持ち、素敵な仲間達と一緒に、意欲的に、毎日を生きています。学び合い、感謝し合い、認め合い、他人の役に立つことの幸福を感じながら。もみの木に関わることで、もしかしたら、これから先何十年でも、元気でさえいられたら、今のような充実した日々を、維持継続できるかもしれないなんて本気で思っているのです。

今からスタートしたら今の夢がもてるけれど、スタートが10年先、20年先、30年先になったら、それなりの夢になってしまうのではないでしょうか? 出来ることも限られてしまうと思います。だから1日でも早く、これから先の自分のために、素敵な気づきをして、皆で輝きましょう。皆がキラキラ輝くことが社会全体の輝きになるはずと、高齢社会だって幸せに満ちた人達であふれるはずと信じています。

2015年、スタート!! 

あけましておめでとうございます。

    今年もよろしくお願いします。

強い寒気、大雪など心配をしていましたが寒かったけれど、もみの木は穏やかな天候に恵まれて迎えた平成27年です。

開所して15年という節目になる今年は

私達が感じている「もみの木に関わっていて良かった」を65歳を超えた一人でも多くの元気な高齢者(?)の皆さんと共感するため、より積極的な活動展開をして行きたいと意気込んでいます。ご指導、ご協力をよろしくお願いします。